Helpの起動

さて、アプリケーションにはヘルプが付き物。ヘルプがあるかないかでは使い勝手が変わります。
しかし、アプリケーション側からヘルプが呼べないようでは意味がありません。

使用するのは
Application.HelpApplication.HelpCommandです。

Application.HelpFile := 対象となるヘルプファイルの名前;

Application.HelpCommand(コマンド(下記参照): Word; データ(下記参照): Longint);

コマンドデータ説明
HELP_CONTENTS 0 ヘルプファイルで定義された目次のページに飛ぶ
HELP_CONTEXT <コンテキスト番号> TApplication.HelpContext と同じ動作です
HELP_FINDER 0 「トピックの検索」ダイアログボックスを開く
HELP_HELPONHELP 0 「ヘルプの使い方」を表示する(通常は,WinHlp32.hlp を表示します)
HELP_KEY <文字列のアドレス> Data に渡された文字列をキーワードとして検索する
(Delphi3.1Jヘルプ引用)
後は使ってもらえば分かります(^^;

例えばボタンをクリックしてホームページに飛ぶ場合
const
//Hekp Fileの名前
Helpfile='Delphi3.hlp'
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//HelpFileを開くプロシージャ
//Keyに表示したい文字列を入れる
procedure HelpLook(Key:PChar);
begin;
Application.HelpFile := HelpFile;
  if Key='' then
  begin;
	//Keyになにも入っていないとき
		//トピックスの検索を表示します
	Application.HelpCommand(HELP_CONTENTS, 0);
  end  else
  begin;
	//キーが設定されているとき
	//’上書き’というキーがあればそのページを開きます。
	//キーが見つからない場合はトピックの検索を開きます。

 	Application.HelpCommand(HELP_KEY, LongInt(Key));
  end;
end;
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procedure TForm1.Help1lick(Sender: TObject);
begin
//ヘルプの表示
HelpLook('Help');
end;
procedure TForm1.Help2Click(Sender: TObject);
begin
//ヘルプの表示(トピックの検索)
HelpLook('');
end;