新しいプロジェクトの作成(MDI)

なぜVC++のチュートリアルはMDIの作成から始まるのだろう・・・?

プロジェクトの新規作成

メニューバーの[ファイル]→[新規作成]を選択
プロジェクトのタブを選択し、目的のアイコンを選択
ここでは[MFC AppWizard]を選択したとする。
右にあるプロジェクト名のところにプロジェクト名を記入。
位置のところに保存位置を入力。エディットボックス横のボタンでも選択可能。
プラットフォームのところの[Win32]にチェックをする。

*位置で選択したところにプロジェクト名のフォルダを作成するので
 わざわざプロジェクト用のフォルダを作る必要はない。

OKを押すと、[MFC AppWizard ステップ1]に移る。

MFC AppWizard ステップ1

ここでは作成するアプリケーションの種類が選択できる。
選択できるものは以下の3つ
CREATESTRUCTの座標
変数名概要
SDI シングルウィンドウのアプリケーション
(秀丸やメモ帳のような)
MDI 親ウィンドウの中に子ウィンドウを表示するアプリケーション
(VC++やCakeWalkのような)
ダイアログベース ダイアログを中心としたアプリケーション
*ここではMDIを選択したとします。

言語も選択できる。作成するアプリケーションの対象とする言語を選択する。
上記の設定が完了したら[次へ]をクリックし[ステップ2]に移す。

MFC AppWizard ステップ2

データーベースをサポートするかどうか選択する。
作成するアプリケーションによってここは選択すればよい。

データーベースをサポートする場合、データソースの選択も必要になると思われる。
上記の設定が完了したら[次へ]をクリックし[ステップ3]に移す。

MFC AppWizard ステップ3

複合ドキュメントをサポートするか設定できる。
しかし、複合ドキュメントがなにかまったくわからないので次に進む(爆)

MFC AppWizard ステップ4

ここではアプリケーションに組み込む機能を設定する。
選択できるものには以下のものがある。
アプリケーションに組み込む機能
機能概要
ドッキングツールバー ツールバーを移動させたり、ウィンドウにできるツールバー。
初期ステータスバー アプリケーション下に表示されるステータスバー。
IEでは読み込み中などのインフォメーションを表示する部分
印刷および印刷プレビュー 印刷の機能や印刷プレビューを追加する。
状況依存ヘルプ よくわからんが、機能のヘルプに関することだと思われる。
3Dコントロール ボタンなどを3Dで表示する機能(だと思ったが・・)
MAPI(メッセージ API) メール等の通信機能(たしか)
Windowsソケット 通信系の機能
そして、ツールの外見も設定できる。お好みで。
設定が終わったら[次へ]をおす。

MFC AppWizard ステップ5

プロジェクトのスタイルや、ソースファイルのコメント、MFCライブラリとの リンクに関する設定をする。
作成するものにあわせて設定をするとよい。コメントは生成したほうが後々のためになる。
設定が終わったら[次へ]をおす。

MFC AppWizard ステップ6

AooWizardで作成するクラスの一覧、クラス名、ヘッダファイル等が表示される。
問題がなければ終了し、問題があれば編集したり、戻ったりして設定しなおす。

終了すると、自動的に、指定パスにプロジェクト名のフォルダを作成し、各種ファイルを生成する。

設定が終わったら終了ボタンを押す。すると、スケルトンプログラムが自動的に生成される。