CListCtrl

詳しいことはレポートビューのところでも説明しています。
こちらは簡単な説明です。


リストはCListCtrlクラスを利用して作成します。
CListだと、CListCtrlのアイテムらしい・・・
ここでいうリストはエクスプローラーのファイル表示に用いられるリストです。
(僕は、DelphiのTListと同じかと思った)

作成はほかのコントローラーと同じで、CViewの派生クラス(以下CxxxView)内の OnCreate()関数で作成します。
まずはCListCtrlをCxxxViewのメンバ変数として登録する。
ResourceViewのStringTableでIDを作成する。
CxxxView::OnCreate()でインスタンスを作成します。

CListCtrl::Create()関数
BOOL Create( DWORD dwStyle, const RECT& rect, CWnd* pParentWnd, UINT nID );
引数説明
dwStyle リストのスタイル
rect 表示位置とサイズ
pParentWnd 親コントロール
nID リストのID

さて、リストは作っただけでは役に立ちません。
アイテムを追加する必要があります。
アイテムの追加にはInsertItem()関数を利用します。
InsertItem()にはいくつか種類があります。
その中で2つ取り上げておきます。

InsertItem()関数
int InsertItem( int nItem, LPCTSTR lpszItem );
int InsertItem( int nItem, LPCTSTR lpszItem, int nImage );
引数説明
nItem 挿入するアイテムのインデックス
lpszItem アイテムのキャプション
nImage アイテムのイメージのイメージ リスト インデックス

このほかに
int InsertItem( int nItem, LPCTSTR lpszItem, int nImage );
int InsertItem( UINT nMask, int nItem, LPCTSTR lpszItem, UINT nState, UINT nStateMask, int nImage, LPARAM lParam );
の2つもあります。

ちなみに削除はDeleteItem()関数です。

あと、CListCtrlはスタイルや拡張スタイルを指定することでレポートビューやアイコンビューに する事も可能です。