後からToolBarを追加

後からツールバーを追加するには、AppWizardでツールバーを搭載したSDIアプリケーションを作成します。
MFC ApplicationWizard(exe)で作成し、ステップ2で終了させます。

そして、今作ったToolBarのプロジェクトから、ツールバーを追加したいプロジェクトに ツールバーを移植します。
ToolBarのリソースファイルと、追加したいプロジェクトのリソースファイルを開き、 ToolBar側の[ToolBar]の項目にある[IDR_MAINFRAME]コピーして追加したいプロジェクトの リソースに張り付けます。
これで移植完了です。
あとは自分の好きなようにツールバーをカスタマイズするだけです。

しかし、表示方法がわかりませんね。
これもToolBarからコピーしてきます。
ToolBarのMainFrm.cppを開きます。
OnCreate関数内の

if (!m_wndToolBar.
    〜
    return -1;      // 作成に失敗
}


m_wndToolBar.EnableDocking(CBRS_ALIGN_ANY);
〜
DockControlBar(&m_wndToolBar);


をコピーして、ツールバーを移植した方のMainFrm::OnCreate()関数のreturn 0;の前に
張り付けてください。
あと、MainFrm.hに

CToolBar m_wndToolBar;




protected:  // コントロール バー用メンバ
    CStatusBar  m_wndStatusBar;

の下に挿入してください。

ちなみに、ツールバーのボタンのIDとメニューのIDを同じにすると、メニューとツールバーが 自然と同期してくれます。